ディズニーランドで何度もベビーカーを使用してきた筆者ですが、先日初めてベビーカーを紛失する事態に合いました。幸い約３時間後にキャストさんが発見してくれたものの、手続き含め時間も手間もかかり、せっかくのディズニーなのに大変な一日になってしまいました。
ここでは実際にベビーカーを紛失してしまった経験から、どのような未然防止策が必要か、また、実際に紛失したときの様子などをまとめていきます。
ベビーカー紛失未然防止対策３選
①車輪にワイヤー式ダイヤルロックを付ける
手間はかかりますが、盗難抑止に最も効果的かと思います。
自転車のロックの様に車輪にダイヤルロックをかけます。
ベビーカーだと車輪が小さいものも多く、自転車用の太いロックは入らないこともありますが、ワイヤーロックでしたら細いので車輪に通しやすいです。
②ハンドル部分に目立つものを付けておく
他人が誤って取り違えしないためには、特にハンドル部分にオリジナルの目印があると良いです。
スカーフやタオルを巻く・大き目のキーホルダーやタグをつけるなど。
ディズニーランドでは子連れのベビーカー使用率が高く、置き場には非常に数多くのベビーカーが並んでいます。有名どころのベビーカーを使用している方は結構な確率で被ります。これは取り違え防止のみならず、毎回自分のベビーカーを探す時間の短縮にもなるので、ぜひやっておく事をお勧めします。
③レンタルベビーカーを使用する
万が一戻ってかなかった場合に最小限の被害に抑えられるのはこの方法かと思います。ディズニーランドでは１日1000円でミッキーの可愛いベビーカーが借りられます（生後７か月以上、身長100㎝以下かつ体重15㎏以下迄で、一人座りができるが条件）。
我が家はベビーカーがまだ新品の時にやはり盗難が不安だったので、ディズニーランドでレンタルしました。座面は普段使用しているものよりもフラット気味な様子だったのと、帆が少し小さいかなという印象で、紫外線の気になる時期には帽子などは別途あった方がいいかとは思いました。我が家は後付けサンシェードを所有していたので、それを取り付けました。目印にもなってすぐに見つかり一石二鳥でした。それ以外の点はしっかりした作りな上に可愛く写真映えもして、荷物も沢山置くことができ、レンタルにしては割と良かったです。
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紛失となった場合に見つけやすくする対策
ここからは万が一紛失となってしまった場合に見つけやすくする対策です。
①ベビーカー全体の写真を撮っておく（又はインターネット上の商品画像を提示する）
ベビーカー全体の写真を撮ることは簡単にできると思うのでぜひやっておきましょう。広いディズニーランドで万が一紛失となった場合はキャストさんに捜索をお願いすることになります。
パーク内には沢山の似たようなベビーカーがある中、自分のベビーカーの特徴を口頭で正確に説明するのは非常に難しいです。
入園前に１枚でも写真を残しておくと、キャストさんも探しやすくなります。
我が家の場合は撮っていなかったので最初は口頭で伝えました。するとキャストさんは全然違うベビーカーを見つけてくださり「これですか？」と聞かれては「違います」のやり取りを何回かしました（汗）
その後インターネットで同じ商品の画像を見つけることができ、それを提示することで解決しました。
②スマートタグをつける
スマートタグはAirTagやTileなどに代表される忘れ物防止タグです。
GPSで大体の場所を把握することができれば、もっと早く見つけられただろうと思いました。
Tileレビュー
我が家はTileを所有しています。ここではベビーカーに取り付ける以外のレビューを記します。
子供自身に持ってもらう
ディズニーランドで万が一迷子になってもすぐに見つけられるよう、子供たち自身にも付けてもらいました。上の子にはズボンのベルトを通す紐の部分に。下の子は気になってしまうと思ったので、こっそり上着の首元のタグに付けました。スリムで軽量なので全く気付かれませんでした。
ディズニーランド以外でも大活躍
勿論ディズニーランド以外でも活躍しています。普段からスマホを家の中のどこかに置き忘れてしまう悩みがありました。Tileのボタンをダブルクリックするだけで、スマホが鳴ってくれるのですぐに見つけ出すことが出来るようになりました。
ベビーカーを紛失したときの実際の様子
ディズニーランドの中でも幼児が最も集まるであろう場所が、トゥモローランドかと思います。そのエリア内のメリーゴーラウンド横のベビーカー置き場に停めて、フィルハーマジック鑑賞とピノキオの冒険旅行に乗りました。その後にベビーカーを取りに戻ると、停めておいた置き場をいくら探しても見つからない事態となりました。
まずはベビーカー置き場のキャストさんに相談
ディズニーランドではキャストさんがベビーカー置き場でベビーカーを整理するために移動させていることが多々あります。今回もどこかに移動された可能性もあると考えて、まずはベビーカー置き場のキャストさんに相談しました。
キャストさんはその置き場のベビーカーを一緒に探してくれましたが見つからず、他のキャストさんにも連絡してくれました。そしてトゥモローランド内のベビーカーを数人のキャストさんで探してくれることになりました。
一刻も早く探し出してもらいたい場合は、遺失物センターへ
しばらくしても見つからず、「キャストたちで探しておくので、その間他の乗り物に乗ってきていいですよ。」と言われました。しかし、着替えも積んでおり、一刻も早く見つけたい旨を伝えると、その場合は遺失物センターへ行った方が良いとの事でした。
遺失物センターはディズニーランドの中でも一番入り口のメインストリートハウスの中にあります。
手続きはこんな感じです。
複数人のキャストさんでパーク全体を探してくれるとの事でした。見つかるまでレンタルベビーカーも貸してくれるとの事でしたが、この日は大雨で、新たにレインカバーも購入しないと使い物になりません。ディズニーランドで販売しているレインカバーは無地2100円、ミッキーの柄入り3500円です。さすがにわざわざ購入できないので、抱っこで頑張ることにしました。
３時間後に発見される
約３時間が経った頃、遺失物センターから連絡が入りました。
その日まだ１度も乗っていない、イッツアスモールワールドのベビーカー置き場にて発見されたようです。
ベビーカーは遺失物センターに届いているという事で、また夫のみ別行動で取りに行くことに。荷物も含め全て無事に戻ってきました。しかし、この日は雨で、雨除けカバーが外れてしまっており、座席も荷物もずぶ濡れでした（泣）
しかしキャストの皆さんは本当にしっかり探してくださったとこが伝わり、さすがディズニーと感じました。
なぜ違う場所に移動されていたのか
ではなぜ私たちがその日一度も乗っていなかったイッツアスモールワールドのベビーカー置き場にあったのでしょうか。ここからは完全に憶測ですが、次のようなことが考えられました。
- よくあるベビーカー且つレインカバーをしていたため見分けがつかず、単純に取り違えて持っていき、イッツアスモールワールドのベビーカーベビーカー置き場に適当に置いてしまった
- ちょうど雨が強くなったタイミングだったので、レインカバーの付いている他人のベビーカーを勝手に雨除けに利用した人がイッツアスモールワールドのベビーカー置き場に乗り捨てた
まさか他人のベビーカーを勝手に使うなんてあり得ないとは思いますが、検索するとぽつぽつディズニーランドでも被害者がいるようで、完全否定が難しいなと思ってしまいました。しかしせめて前者の単なる間違いという理由であることを信じています。だとしても、元の場所に戻してほしかったという想いですが。
ベビーカー紛失で大変だったこと
- 探すだけで１時間以上のロス
- 雨の日でベビーカーのレインカバーを頼りにしていた２歳の子供がずぶ濡れ
- 着替えたいタイミングだったのに、ベビーカーに積んでいたので着替えられない
途中から夫が一人で行動してくれたので、子供たちは何とかその間も乗り物に乗れましたが、遺失物センターはディズニーランドの入り口にあり、そこと２往復もすることになったので、移動だけで40分くらいのロスになってしまいました。手続きや自分たちでベビーカーを探し回った時間も含めると計１時間以上のロスになったと思います。
尚且つこの日は大雨で、レインカバーのついたベビーカーに乗っていれば全く濡れずに済んでいた２歳児が、レインコートからはみ出ていた部分がびしょ濡れに。
上の子も濡れて寒くなってきたタイミングだったので着替えたかったのですが、ベビーカーの下の荷物置き場に着替えを置いてあり、見つかるまで着替えることができませんでした。
まとめ
今回は我が家の既に新品でも高級でもなんでもない平凡なベビーカーで、盗難は何も心配していない中の出来事でした…。
それでも着替えや抱っこ紐も積んでおり、一時は本当に困りました。
今回は無事３時間程で戻ってきたので、不幸中の幸いだったかなと思います。また、パーク内にベビーカーは沢山あるため、どうしても取り違えなども起こりうるだろうなとは思います。
せっかくのディズニーランドが悲しい思い出にならない為にも、少しでも未然防止対策をしておきたいですね。
