3歳差で2人の保育園児がいる我が家が、メルシーポットを購入して約5年が経ちました。良かった点と悪かった点、実際の使い方とこどもの様子、さらにベビースマイルとの比較を紹介します。
良かった点
寝る時に呼吸を楽にさせてあげられる
鼻水が溜まっていると大人でも寝るのが苦しいですよね。メルシーポットは吸引力があるので柔らかい鼻水なら大体取れます。メルシーポットで吸引して鼻通りを楽にしてから寝かしつけています。
軽い風邪なら病院に行かずに済んだ
風邪薬を飲ませなくてもこれで乗り切ったことが何回かあります。
部品がシンプルで手入れが楽
吸引した鼻水の通り道は全て簡単に分解できて清潔に保つことが出来ます。面倒くさがりの私でも難なく行うことができました。
2人の子供で使い倒せた
- 一人目の子が1歳の頃に購入してから2年半ほど使用。
- 二人目の子が生後10か月ごろから使用を開始し2年経過。現在も使用中。
何歳まで使うことになるの?
大体3歳頃に自分で鼻水をかむことが出来るようになってきたので、その頃から徐々に頻度が少なくなっていきました。
二人で1台で良いの?
我が家は3歳差のため二人が同時に使用することはありませんでした。一人目の子の使った先端部分のシリコーンノズルは使いまわさず、買い換えました(2個入り860円)。実際に肌に触れるのは先端ノズルのみなので、ノズルを共有しなければ同時に使用することも可能だったと思います。
5年も清潔に使えるの?
頻繁に塩素系消毒を行っていたせいか、一度もカビたりもなく5年間使用できています。吸引力も変化なく、しっかり動いています。
悪かった点
特にありませんが、強いて上げるならこの2点です。
サイズが大きいので持ち運ぶにはかさばる
現行の機種は私が所有しているものより一回り小さくなっていますが、それでもポータブルサイズではないので基本は家で使用するものになります。ただしサイズの割にとても軽量なので、家中をあちこち運んだり、実家に帰省のためなどの際に車で運ぶのは簡単にできます。
稼働音が大きい
現行の機種はやや小さくなったようですが、コンプレッサー特有の大きめな低音がします。最初は子供がびっくりしてしまうかもしれません。しかし、すぐに慣れますし、その分吸引力がしっかりあるので私はあまりデメリットには感じていません。
使用法とうまく吸引するコツ
頻度
保育園児なので、ほぼ毎月風邪をひきます。鼻水が出てる日の朝と晩に大体1~2回ずつ使用しています。
朝は顔を拭いたり洗ったりして少しふやかしてから。夜は入浴後。(鼻水が柔らかくなっていて吸いやすい。)泣いた後にも。
吸引方法
鼻水の程度にも寄りますが、1度に2,3回に分けて少しずつ吸引してます。1回目は普通に軽く吸引。2回目(3回目)はチューブを押しつぶし圧を上げたまま鼻に当て、指を離して吸引。その際、色んな角度にして良く吸える場所を見つけます。
機器の管理方法
鼻水吸引前後
- 鼻水を吸引する直前にコップに入れた水を少し吸います。チューブ内に鼻水が付きにくくなるためです。
- 鼻水吸引後にまたコップに入れた水を吸ってチューブ内の鼻水をタンクまで流します。
お手入れ
- 取外し中性洗剤で洗う
- チューブ内はキッチン泡ハイターで満たす
- しばらくしてから洗い流す
※他にもチューブ内に消毒用エタノールスプレーを使う方法もあります。
収納方法
ダイソーのストックBOXに入れています。
コップもダイソーで購入したものを専用にして使用しています。
月に何度も使用しているので洗面所に専用コーナーを作っています。
こどもの様子は?
子供は嫌がらないの?
最初は嫌がりました。取説にある通り、ある程度押さえつけてサッと取ることが少しの間は続くかもしれません。
嫌がるならどんなに良い機器でも結局かわいそうじゃない?
ところがしばらくするとスッキリすることに気づくようで、2人とも段々嫌がらなくなりました。むしろ率先して吸引しに行くことも。
コツは「スッキリしたね~♪」と吸引後に言い続けた事だと思っています。本人もスッキリすることを自覚できたのだと思います。2歳児にもなると終わった後自分で「すっきり~♪」と言っています(笑)
ベビースマイルと比較した感想
メルシーポットはサイズが大きいので持ち運ぶ際にかさばると感じ、同じメーカーから販売されているハンディタイプのベビースマイルも購入しました。
結果、我が家にはベビースマイルは不向きでした。
理由はメルシーポットより吸引力が非常に低いため
電池式のためか、そのサイズのためか、やはりメルシーポットの吸引力と比較すると歴然の差があります。同じくらい吸引するならベビースマイルの方は何回も吸引する必要があります。結局子供が嫌がってしまいました。
実家に帰省するときに便利と思って購入したのですが、結局今はメルシーポットを持って行っています。
メルシーポットは最初は値段から購入を悩みましたが、今となっては欠かせない育児グッズだったと思います。